古代中国の皇帝について 漢武大帝

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古代中国の皇帝について

古代のお話を題材にした書物を読んでみると、国王や皇帝には、名君もいれば凡庸な君主もいます。
その中には「ちょっとこれは残念だ」というレッテルを貼られた国王や皇帝も…。
そんなレッテルを貼られた(貼られかねない)国王や皇帝を私なりにリストアップしてみました。

1:紂王(殷31代?(20代?)国王)
2:始皇帝(秦初代皇帝)漢武大帝 DVD
3:胡該(秦2代皇帝)
4:霊帝(後漢12代皇帝)
5:献帝(後漢14代皇帝)
6:劉禅(蜀2代皇帝)
7:孫権(呉初代皇帝)
8:孫皓(呉4代?皇帝)
9:司馬炎(晋初代皇帝)
10:司馬衷(晋2代皇帝)

挙げればキリがないのでここまでにしておきますが…。
さて、この10人の中で皆様が思う「一番評価が高い人」と、
「一番評価が低い人」を選んでください。

※張昭没後に暴君になっちゃったので孫権を入れてますが…。
それ以前も含めれば、孫権が一番評価が高いのかなぁ…。漢武大帝 DVD BOX

「皇帝専制」が政治の基本なんですから、能力に乏しい人物が「昏主(暗君)」と呼ばれてしまうのは、当然で仕方ないことです。
例の中に挙げられている人物を単純に選べば、「呉の大帝・孫権」・「秦の2世皇帝・胡亥」でしょう。

孫権は父・兄が急逝したあとよくやったほうで、それは認めてやらなければいけない。呉が5世もち、後の南北朝時代に南朝の根拠地になったのも、孫権の賜物と言えます。
胡亥は本来、父の始皇帝すら後継者にする気がなかった程度の能力で、しかも、文句を言いそうな皇族を虐殺し、帝国のケツに火がついているのに何もしようとしなかった怠惰、同情の余地がないです。

ですが。
この例はあまりに三国~晋に偏りすぎ、と思われます。
例えば前漢の武帝は「涜武の君主」(あまりに軍事に偏した皇帝)といわれ、20年間黄河洪水の被害をほっぽりだし、祖父・父が貯蓄した財産をすっかり食いつぶしてしまいました。そういう意味で評判は悪い。
前漢の平帝も、趙姉妹に壟断された昏主といわれ、塚本青史は「前漢滅亡、新創立は民の”もう漢ではダメ”という意思の表れ」と語っています。
それで新王朝を立てた、王莽も「教条主義、現実無視の懐古趣味」で国政を大混乱させてしまい、日本の「平家物語」にすら、”中国の悪人”として挙げられています。漢武大帝 販売
殷の紂王がいるなら、”女の笑み”に振り回された周の幽王も含めるべきでしょう。

また・・・日本ではよくあることですが、例として並べる際は、呼び方を揃えることがエチケットです。
本名で揃えるなら、紂王は「受」で、始皇帝は「エイ政」と書くべきで、諡号で書くなら劉禅は「蜀漢の後主」、孫権は「呉の大帝」、司馬炎は「西晋の武帝」などと書くべきでしょう。
余計な事ながら、一言。


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